夢の世界へ

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「……………」 静かな沈黙が流れた。 …―こいつらが誰なのか、"知らないはずなのに知識が何処からか流れて"くる。 試しに茶色のウサギに名前を呼んでみることにした。 「…三月ウサギ」 小さな声で呟く。 沈黙を破ったその言葉は、実はこの世界の幕開けだったのかもしれない。 ぐっ 魂が完全にこの世界にのめり込む音がした。 …誰だ、俺は誰なんだ!?
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