一球のボール

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それを見ていた恵介と鷹義は、直輝のところに歩み寄ってきた。 そんな2人に気付きもしないで、直輝は何度やっても思い通りに動いてくれないボールを必死になってついている。 何度も何度もやってみるが上手くいかず、ボールは直輝を蔑み、嘲笑うかのように、恵介と鷹義のところに戻って行った。
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