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「ぎゃ~!!この前のキス魔!!」
指をさして怒鳴る私。
そう言えばこいつが主なんだった💧
「キス魔ってヒドいな~。」
あっ。否定はしないんですか。
「え?何?兄貴を打った相手ってこいつ!?」
「???」
チャラ男の後ろで細い声がする。
見慣れた金髪に白い肌。
その時チャラ男が軽く口を開いた。
「紹介するな。コイツが俺の弟の椎名。」
「ぁあ~~~~!!!」
私はまた思わずまた指をさしてしまう。
そこにいたのはブスッとした金髪少年。
間違いなく椎名だった。
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