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そんなかんじで笑いながら気持ち良く朝を登校しているときだ。
ドンっ
「いたっ……」
後ろから来た生徒にいきなり肩をぶつけられ驚いて目を丸くする私。
多分同級生だと思う。
「茉莉ちゃん大丈夫ですか?💦」
オロオロと私を見てくる榊に私は「大丈夫。」と答えた。
ぶつかってきた同級生の子はヒソヒソと話ながらさっさと歩いて行った。
何よかんじ悪い(`^´#)
とりあえず気にしない事にした私は榊と一緒に学校の玄関に向かった……
…のだが。
玄関先自分のげた箱の前で立ち止まってしまう。
「榊ぃー。」
「はい?」
「あのさ、これってどうみても私のげた箱だよね?」
げた箱の扉の名前を確認した榊は「そうみたいですね?」と応えた。
「はぁ…」
私は重いため息をついた。
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