持つべきものは友達

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「大丈夫大丈夫。直ぐ終わるから。先に教室行ってて?」                    「は…はい💦」                                      そう言った後榊に見送られながらも先輩方に連行された。                                      「で、何か用事ですか?先輩」                    「何か用事じゃないでしょ?って言うか有り得なくない?ウチらのアイドルに手出すなんて。」                                      アイドル??                                      「ブスのクセに生意気すぎんのよ。」 「一年の分際で出しゃばってんじゃないわよ。」                                      先輩方は口々に嫌みを言い放った。                    でも残念先輩方。私はアイドルなんてそんな大層なものに手を出した覚えはないしあなた達よりブスじゃありませんから。                    「あの……アイドルって誰の事ですか…?」                   とりあえず聞いてみる事にした。                                      「とぼけんじゃ無いわよ!!昨日二人で歩いてる所見たんだから!」                    ……は……?                                      「証拠はここにあるわよ。」                                      そう言って先輩はカバンからある紙切れを取り出した。                                      あれは……                    写真?                                       ひらりと私の前に突きつけられた写真は見覚えのある顔と私が並んでうつっていた。                                      その確な見覚えのある顔に私は顔をしかめた。                   
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