金曜日

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流石、と言ったところで。 彼女は今日もきらきら笑う。 僕の口角は上がり、幸せな気分でいっぱいになった。 今日もきらきら、みずみずしく、晴れやかだ。 完璧である。 そんな風にきらきら星を飛ばしながら彼女は言った。 「好きな人できたんだ」 「告白、しないのかい」 今度は言葉になんかつまらなかった。 我ながら上出来である。 彼女は、また言う。 「言葉にしたら、それはそこで、おしまいになる気がする」 「、そんなこと ないよ」 彼女は目をまんまるくさせてこっちを見た。 「証明、してみせようか」 きらきらの空気吸い込んで、好き、と高らかに。
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