第四章→本当の気持ち

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自分の部屋で宿題をやると言ったものの、なんだかそんな気分になれないのでベッドの上に倒れ込む七瀬。 しばらくうつ伏せになり枕に顔を押し付ける。 七瀬「~…、~…、~……ぷはぁ❗≧Д≦)💨」 枕に顔を埋め息を止めて、溜め込んだ酸素を一気に吐き出す。 そしてベッドの上で体をグルンと転がして仰向けになると天井を見つめる。 七瀬「…はぁ、ちょっと冷たくし過ぎちゃったかなぁ…。」 今朝の睦月に対する自分の態度に反省する七瀬。 仰向けのまま目を閉じてしばらくそのままボーっとする。 七瀬(……………💧もぉ❗なんで睦月の事ばっか考えちゃうんだよ💦) ベッドから飛び起きる七瀬。 部屋の窓が閉めっぱなしになっていたので外の空気を入れようと思い窓を開ける。 今はなんとなくエアコンの冷気より外の風で涼みたい。 しかしこの日の風は暑かった。猛暑熱風。 七瀬(…外、暑いなぁ。睦月、大丈夫かなぁ?) またまた睦月の事が頭に浮かんでくる。 風が暑すぎるので部屋の窓を閉め仕方なくエアコンを使う。 そしてまたベッドの上に寝転がる。 なんだか何もする気にならない。 七瀬(…今頃睦月は女の人とデートかぁ。) 自分がいない所での睦月はどんな感じなのだろう? 自分も家で家族といる時と、学校で友達と話している時の自分とでは違うもの。 人間とはみんなそんなものである。 例えば、家族には友達と遊んでいる時の自分は見られたくないでしょ? だから自分の目のない所での睦月はどうゆう感じなのか興味がある七瀬。 頭の下の枕を手に取り、顔の上に持ち上げる。 七瀬(…。) 無意識のうちに枕をお腹の上で抱きしめる。 ギュッ❤と枕を抱きしめる七瀬くんはカワイイ。 そして今朝、睦月にされた事を思い出す。 睦月のベッドの中で押し倒されて、体中触られて…。 嫌だった? 嫌じゃなかった? 自然と左手が自分の下半身に伸び、衣服の中に手を忍ばせる。 七瀬「………、…(//_//💧」 枕を強く抱きしめたまま下半身をいじり回す。 戸惑いはない。今なら誰も見ていないもん。 勿論こんな姿は家族にも友達にも見せられない。 誰も見ていないとゆう開放感が彼を突き動かすのさ。
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