welfare

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「あち~」 時は2035年。地球温暖化が進むに進み、東京の平均気温は35度にもなっていた。 もちろん政府は30年以上も前からこのことに対しいろいろな政策はしてきた。 が、それは無駄だった。 温暖化を止めることは出来なかったのだ。 そのため日本、いや地球は後200年で無くなってしまうのではないのかとまで言われていた。 「あれ~、オレンジジュースもないのか。」 俺は自動販売機の前に立ちジュースを飲もうと金を入れるが、水不足の地球で果物を育てる為の水もあるわけがなく、自動販売機は水以外全て、売切れという文字をみしていた。 しかも水は、まるで水道水のようで、おいしいと言えたものではない。 「まぁ、しかないか。」 ガチャン。 ゴクッ。ゴクッ。ゴクッ。
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