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「大輝。大輝。」
「うぅ、ん?」
僕は目をこすりながら起きた。
「寝ちゃってたのか。あれ、今何時?ってか母さん夕飯は?」
と言いながら僕は窓から外を見た。
そこには青い空が広がっていた。
「何いってるの大輝。もう朝の8時よ。」
「え。うそっ。やべ、学校に遅刻する。」
「なに寝ぼけてるのよ。今日は土曜日でしょうが。」
「あっ。そうか。」
今日も相変わらず暑い。
「大輝。変な手紙きてるわよ。」
「え。本当だ。」
「余り変な会社に関わるんじゃないわよ。」
「わかってるよ。」
「じゃ、朝ごはんあるから早くきなさいよ。」
「うん。」
ガチャ。
僕は、母から手紙へと視線を戻し、その手紙を見てみると、そこには「PROHIBIT社」と書いてあった。
そのしたには、石塚大輝様と書いてある。
確かに俺宛だ。
裏に目をやると、そこにはこう書いてあった。
~この封筒を開けた者、つまり貴方はその場でゲームスタートとなります。
もし、このゲームに参加をしたくないというのならば、この手紙は開封せずに捨てて下さい~
大輝は、これを見て馬鹿馬鹿しいと思い開封せず、そのまま机の上に置いといた。
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