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高校三年生の頃僕には好きな彼女がいた
毎日彼女とつまらない話しで盛り上がった
僕は何度も告白しようと考えたがこの関係を崩したくなくて結局告白出来なかった…
高校卒業式の時僕は彼女に呼びだされ
告白された
僕は心臓が飛び出すかと思うくらいビックリした
しかし僕の返事はNOだった…
何故かというと卒業してすぐに美容師になるために大阪の職業訓練校に入るため彼女と会う事が出来ないからだった…
それでも彼女はいいと言ってくれた
僕は一流の美容師になって彼女の髪を切りに帰ッてくる事を約束した
大阪にいる間も毎日彼女と連絡をとりあった
僕は彼女の事をもっと好きになっていた
早く逢いたいといつも思いながら必死に練習した
職業訓練校に入ってから四年が過ぎた時友達から彼女が危篤だと聞かされた…
僕はすぐに休みをとり飛行機に乗り故郷へと帰った
移動中僕は心の中でずっと祈り続けた
元気でいてくれと…。
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