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この頃今川義元は順調に上洛を進めていた
丸根城、鷲津城を落とし勢いついていた
その頃織田家では
尾張を統一した織田信長がいた
織田家中
今川軍の猛攻の前に慌てていた
なぜなら、信長公が何も指示せずただゴロゴロと寝ているだけだからである
その姿は追い詰められた人間の態度ではない
家臣達は、信長に指示を促す
遂に、信長は腰を上げた
信長→具足の用意!
信長はそう叫ぶと湯漬を腹に流し込み具足を身につけた
信長→出陣じゃ、貝を吹けっ、馬の用意
もう一度信長は叫んだ
家臣達は、まったく出陣の知らせを聞いていなかった為一度屋敷に戻る
その為信長に追随するものはいなかった
信長はそんな事を気にせず馬に乗り清洲城をでる
その少し後に各武将が慌てて城を出た
信長が目指すは熱田神宮である
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