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俺は気が付くと病院に居た
俺は体を起こす、時計が見えた、アナログの掛け時計。時間は3時、右にある窓を見る、真っ暗だ……どうやら夜中の3時らしいな。
ふと気付くと膝に重みがある。
よく見ると俺と同じ歳ぐらいの女の子が寝ていた。
誰だろう?
知っているような気もしたが、わからない…
その奥にはソファで誰かが寝ていた、親友の梶 勇(かじ ゆう)だった。彼とは小学生の頃からの付き合いで、同じ夢を持って同じ大学に入学した。皆には「かじゆ」と呼ばれてるけど俺だけ昔から「勇」と呼んでる、常に明るい陽気な奴だ。の勇を呼んでみたが爆睡だった、3度ぐらい読んだ所で、女の子が先に目を覚ました。
彼女は始めはびっくりした顔をしていたがすぐにそれは喜びの表情に変わった…
俺にはその理由が判らなかった…………
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