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恭介の母親「あら、恭介。失礼しますって言って入って来るから誰かと思ったわ」
あ、そうでした!?
今はここが私の家なんですから、ただいまと言わなければいけなかったんでした
雪菜「は、はい」
恭介の母親「どうしかしたの?」
雪菜「別になんでもない」
恭介の母親「そう。ならいいのだけど」
なんとかなったみたいですね。
すると、女の子が走って私に抱き着いて来ました。
急だったので、バランスを崩しましたが、体勢を立て直して倒れずにはすみました。
夕利「お兄ちゃん、おかえり♪」
えーと、この子が……
雪菜「は、はい。ただいまです。夕利さん」
夕利「なんで敬語なの?それになんでさん付け?」
そうでした。
雪菜「な、なんでもない」
夕利「ところでゲーム買って来た?」
雪菜「うん」
私は夕利さんに持っていたテ○ルズシリーズの新作が入った袋を渡しました。
夕利「ありがとう。お兄ちゃん」
恭介の母親「夕利、ゲームはご飯食べてからにするのよ」
夕利「はぁーい」
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