プロローグ

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――そして学校は終わり、俺は駅前のゲームショップに向かっていた。 何故なら夕利に帰りに新作のゲームを買って来るように、頼まれたからだ 断ると余計ベタベタくっついて来て、更にうざくなる。 だから、仕方がなく行くことした。 ついで、CDショップも寄っていこうと思っている。 恭介「確かこのゲームショップだな」 俺は店内に入る。 夕利はこのゲームショップで、買ってポイントを貯めているらしい。 だから俺は夕利からポイントカードを借りて来ている。 恭介「夕利が言ってたのは、これだな…」 どうやら、テイ〇ズシリーズの新作らしい。 このシリーズのゲームは夕利が全部持ってて、俺も借りてやっている。 なかなか面白いんだよな。 これも終わったら借りるか。 そのためにも、帰ったら夕利には、ネタバレしないように釘さしとかないと。 俺はそのゲームを手に取ろうとする。 恭介「あ……」 俺がそのゲームに触れたと、同時に横から他の人が同じ取ろうとした。 咄嗟に俺は手を退けたが、それは相手も同じだったみたいだ。 「すみません」 すると、俺が聞いたことのあるような耳心地のよいソプラノの声が響いた。
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