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春、女の一人が謝ってきた。
お金ももうぃいとゆわれた。
だから一緒に高校行こう…と。
うちはこの苦痛から解放されるならと思い、女を許し、同じ高校に通うことになった。
ホントは嫌だった。
またビクビクしなきゃならないのかと思うと。
だけどその頃のうちは、断る勇気を持っているほど、強い人間じゃなかった。
一緒に通い 一緒に帰り
部活も一緒
楽しいと思えなかった。
息苦しくて、いつも顔色うかがって…
うちの存在を否定されているようだった。
何かゆえばキレられる
ゆわなかったらキレられる
一番キツかったのは部活中。
うちだけボロクソにゆわれ、
機嫌が悪ければ口を聞かない。
帰りは荷物を持たされる。
そんな中自由なプレーができるはずもなく、うちの部活のプレーは悪くなる一方だった。
そんな時、ある人物と出会った。
近い未来、うちを良くも悪くもした人物に。
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