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なんとか湊を落ち着かせようと、湊の頭を撫でようとした。
その時。
「うおっ!?」
「へっ…?鈴!?」
急に教室の扉が開き、鈴が一瞬にして教室の中に吸い込まれた。
驚いて湊も教室に入ろうとしたが、扉が閉まり、内側から鍵がかけられ。
「鈴!!鈴っ!!」
ドンドンと扉を叩いても鈴の反応が無く、湊は一瞬躊躇ったものの、扉のガラスに向かって思いっきり殴りかかって。
ガシャンと音を立てて、扉の上半分を補っていたガラスが砕け散り。
割れた場所から手を入れて鍵を開け、湊も教室の中へ入った。
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