最終章

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第九から3年 早かったな 泣くなフランツ 何も悲しむ事はない 「ベートーヴェン先生…」 「フランツ、名作には理由がある…わかるな」 「はい…」 フランツは頷いた 「見事俺を越えてみせろ。フランツ、お前なら出来る…」 「はい!」 先ほどより大きく頷いたフランツは俺の手を握り締めた 「これで…喜劇はようやく終幕する…」 目の前がゆっくりと暗くなった
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