第1章「悪夢」

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悪魔のような甲高い笑い声が 俺を眠りから覚ました 「また、この夢か…」 フランツ・シューベルト…… 俺はフランツの事を思い出した 今何処で何をしているのだろうか? カールに楽譜を届けるべく まだ旅をしているのだろうか…… 空にぽっかりと浮かぶ月を見上げながら 俺は額の汗を拭った
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