第2章「ドイツの歌曲王の長い旅」
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「寒いなぁ~」 肌寒い北の地を彼は歩いていた 細面の銀縁眼鏡 そう フランツ・シューベルトだ 俺は目を疑った 何故こんな光景が俺の目の前に広がっている? 俺は理解できないでいた
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