拓也・・・・綾乃

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              新しい生活が始まる・・・・・。                (俺は1年2組、1番か。)                拓也はそう思って1年2組の教室を目指した。       なんだか足どりは重かった。 席順は窓側から1番で男女2列だった。          すると、突然勢いよく風がふいた。            その風でカーテンがフワッと舞い、隠れていた光が隙間から溢れた。           その眩しさに思わず目を細めると、細い髪がサラッと波打っていた。                            風がおさまる・・・・・。                そこには、クリスマスの夜に見かけた妖精が座っていた。
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