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・えー・
舐めあった傷の数だけ
軋むベットの音は
近づく別れを知らせる
甘い快楽だけが残る
・ビー・
触れる身体のぬくもりは
染み付いた不安を拭う
優しい体温の裏に
本当の僕を見つけた
・サビ・
濡れた指先に絡んだ
愛しさと不安の糸
触れ合う舌先に宿る
着色されない愛
永遠に刻まれた体温
消えていかない甘い味
・エー・
濡れた身体癒せないまま
偽装の連鎖連なって
こぼれて落ちる恋模様
拾い上げられない心
・ビー・
渇いた心を濡らした
君が漏らした甘い声
目に見えない心の闇
僕は君を癒せない
・シー・
君の笑顔の裏に染み付いた
苦しみを癒せずに僕は笑う癒せていたと信じてた
聞こえない叫びに耳を塞いで
僕は臆病に君から逃げていた
・サビ・
渇いた指先に絡む
愛しさと悲しみだけ
涙として流れていく
着色されない愛
戻せない過ちの過去
消えた愛しさを想う
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