序章

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「あそこだ!?見つけたぞー!!逃がすな!囲めー!!」 兵士らしい男達が徐々に近付いていった 剣士の男は少女を守るように剣を抜いて兵士達を威嚇した 森の中は薄暗く、月の光は雲によって隠れていた 松明の光により周りはほんのり明るかった 男は………いや、少年は雄叫びを叫びながら走った 少年は兵士達に剣撃をあたえ一人また一人と血しぶきを噴き上げながら絶命していった。 だが、絶対数で圧倒的に不利であった
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