どきどき

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「ゴメン!ゴメン!びっくりした!?」 優は俺の上にのって起こしていたようだった。 ごつくてでかい俺の上に全体的に小柄な優がのっても それほど重くないので気づかなかった。 優は寝起きのすこしとろんとした目に頭は寝癖があった。 そんな可愛い顔で起こすなよ・・・っと叫びたくなったが心の中で抑える。 男の俺が男の優を「可愛い」と思うなんて、いくら友情の感情でも 少し気持ちが悪いと思われるだろう。今の関係をくずしたくないから。 それなら何も言わないほうが無難だと思った。
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