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彼との出会いは、私の宿命を壊すものだった その日は、ノアの一族との激戦により、エクソシスト1名探索部隊5名殉職者を出した。
彼らの遺体が、本部へ輸送されるのを見届けてから、私は、宿屋に帰ろうとして彼にあった。
彼は、滞在中の街角にゴミ箱近くにうずくまっていた。よく見るとまだ三十路前ぐらいで、顔や服のところどころが、真っ赤に染まってた。
「なぁ、あんた煙草持ってない?」
「えっないけど痛くないないの?」
みれば肩から、腹に駆けてザックリと深手の傷を負っている
「あぁ、これくらい平気」
私は、ため息を着いて言った
「化膿したらどうするのよ今、直してあげるから」
そう言って私は、自分のイノセンス・ドロップリボンを首からほどいて、彼の頭上に乗せて目を閉じた
《回りを何かが、飛び回る》
「終わったわ」
私は、リボンを取ろうとした。パッと手首を掴まれた
「あんたその傷」
首に大きな切り傷がある
「え・・・・・・昔の傷だから、大丈夫。それじゃお大事にね」私は去った 次の任務地でも、私は、また、彼に会った。
「また、ケガでもしたの?」
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