恨めしやー

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近くを横切る高速道路。 明かりの消された大小のビル群。    「明日きついぞ」   「紗枝も」   そんな会話を交わすうち、ふと視界の片隅に見慣れたものが目に入った。     満月の光に彩られた高速の上に漂う、コンビニのビニール袋。     ああ、誰かが高速からポイ捨てしたんだ……。 そう思って、よく見てみると。
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