気付く

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普通にかわいい、女性の顔だった。   店内をきょろきょろと覗いているように見える。 何故か目が離せない。     (…俺は何を見ているのだろう)   疑念が浮かんだ瞬間、 顔は突然消えた。     なんだったんだ?と呆気にとられながら、とりあえずスープを啜った。               そこに、二人連れの客が暖簾を分けて入って来た。     ドアは自動で開いた。
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