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秋奈「………………」
ゴゴゴゴゴッ…とジョ●ョさながらの轟音を響かせる秋奈の背後に何かが見えた気がした
秋奈が慧也との距離をじりじりと詰めていく
慧也「オイッ秋奈……早まるな……秋奈…?……秋奈ちゃ~ん(涙)」
秋奈は足を思いっきり蹴り上げた
……すると真綿を叩いた時のような鈍い音が。
海人「…なっ…急所……」
慧也は声も出さずにその場にうずくまった
秋奈「もぅ…知らないっ!」
そういうと秋奈は自分の席に戻った
海人「無くなったか…?」
むくりと慧也は起き上がると身体をくねらせながら
慧也「そうみたい…」
ウフンッ。とウィンクと投げキスを放つ
海人「本当に使えなくしてやろうか?」
慧也「調子に乗りました…(土下座)」
海人「保健室に行くか?」
慧也「なんのこれしき…(涙目)…それに俺が出席日数ヤバいの知ってるだろ?」
と左手の親指を立てて見せ
海人「そうだったな……。ん…もう授業始まるな…俺は席に戻るよ」
慧也「授業中に居眠りするなよ?」
海人「それは愚問ってヤツだ。まぁ授業始まる前から寝てる奴に言われたくないけどな」
そして休憩終わりのチャイムが響く
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