プロローグ

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まっ、ちょっと変な奴とかと友達になれれば今の普遍的な生活も変わるかなぁと思ってるわけさ。 普遍的か… どうなんだろうな? 世界にあんだけ人がいれば普遍的じゃない生活送ってる奴もいるのかなぁ… たとえば… まぁ、世界から離れて宇宙に話がとぶけど、あんだけ宇宙が広ければ地球人以外の生き物もいると思うんだよね…! まだ人間が観測できてない場所もたくさんあるんでしょ? だったらいてもおかしくない! 『我思う故に、我あり』 だっけ? 見たことないからないって決め付けんのもどぉかと思うねぇ俺は… まぁ、だからそういう生き物もいるとしたら、そいつらにはきっと俺達の言うところの『普遍性』なんてもんはないんだろうと思ってさ… 空だって飛べるかもしんないし。 …と、ごめん、話がとびすぎた。 まぁ何だ、とりあえず俺はそういう普遍的でないものに憧れをいだいていたんだ。 いた…? いや…憧れているんだろうなぁ今でも… なんかもう話ごっちゃごちゃになっちまったな。 だからまぁ、結論から言うと… 俺は信じられなかったんだよ。 高校で、初めてあいつに出会ったとき… いや…正確には会ったときじゃないな… 会ったときは、そうだな… ただ…すっげぇカワイイ娘だと思った。 カワイイことには違いないんだが… まぁとりあえず… あいつとの出会いから話そうかな。
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