1123人が本棚に入れています
本棚に追加
「人をこき使ってんだから、ちょっと演技が下手なのくらい目をつぶってくれたって、いいじゃねぇかよ!」
俺は少し切れ気味に言った。
俺は間違ってない。
まず、頼みをしたのはあっちなんだから、もうちょっと腰低くてもいいんじゃねぇ?
でも、俺と柊の関係って
俺
柊
ってゆーより、
俺
柊
だよなぁ~…。
その場合、俺は文句を言える立場じゃないのか!?
そう。
それが正解だったようだ。
時すでに遅し。
もう、ご主人様(柊)は体を半回転させ、勢いをつけ、家来(俺)にラリアットを喰らわせたところだった。
最初のコメントを投稿しよう!