プロローグ -序章-

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その人型の巨体は、もはやただの鉄塊であった。 高度な技術による耐熱処理されたコーティングも、傷や劣化によって所々赤錆び、亀裂が深々と刻まれ、物言わぬ合金の塊となってそこに鎮座していた。
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