イヴの樹

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夜になって星がキラキラ輝き始めました。   男は荒野に仰向けになり星を眺めていました。   「さみしい」   男は死ぬことよりも、 罪をかかえて一人ぼっちでいることのほうが 苦しいと思いました。   男の頭上を流れ星がながれた時です。   どこからか神様の声が聞こえてきました。   「今夜は一年に一度の聖なる夜。あなたを救ってあげましょう」   男はこたえました。  
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