少し重い内容だが…

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Aチャンが産まれた家庭は 地元でも名の知れたお金持ちの家だ。 前妻が亡くなり Aチャンが寂しがると思った父親は、程なくして後妻であるHサンを迎え入れた。 しかしHサンには子供が居る事が知らされていなかった。 「自分が独り占め出来ると思った財産が、自分と何の血の繋がりの無いAが居るせいで無理だ…計算違いだ。」 (↑コレはAチャンのおばぁさん談なので不確か) 当然 Aチャンに愛情が湧くどころか、憎しみに変わっていったと言う。 日々繰り返される虐待 父親も祖母も保育園の職員も知ってたと言うのが驚きだ。 Aチャンは 全身にアザを作り 煙草を押し付けられ無数の火傷を作っても尚 「これ…誰にやられたの?」 と聞いても 「私が転んだの。お母さんは悪くない。」 当時4歳… 「お母さんは悪くない」と言ってしまうと お母さんがやったと言ってるのと同じだ。 もちろん児童相談所に連絡され 職員が訪問する。 虐待の有無を確認する為に訪れたが、中に入れて貰えず 来所する様に伝えたが来なかったらしい。 「これはマズイ…」 家族中が虐待を隠した。 だって 地位も権力もお金もある家庭で虐待 世間様に知れたら 恥ずかしい
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