舞姫

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舞台の上で、独り…孤独に踊る。 息が上がるまで踊り、体が悲鳴を上げるまで踊って。   誰も見ていないのに。   何故、私はこんなにも踊り続けるの? 仮面で、素顔を隠しながら…。   「いい踊りだね。フラメンコかい?」 その男は、誰もいないホールの中で一人、女の踊りを見ていた。
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