手紙

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手紙

僕は横隔膜ヘルニアという病気で生まれる時、生死の境をさまよった、と聞きました。母のお腹に居た時、僕の肺に穴が開き臓器の一部が入り込んだんだってね。「生きて生まれる可能性は僅かです。手術に成功しても合併症で最悪の結果を覚悟して下さい」医師からそう聞いた父さんは8時間の手術中、付きっきりで祈ってくれた。お陰で僕は生まれて来る事が出来ました。
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