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『起きろ!雄奨。ご飯食べるよ』
目をこすりながらとても気持ち良く目覚めた雄奨は黙って頷きつつ、しばらくボケッと布団の上に座りこんでいた。
くわえた煙草に火を着けるわけでもなく黙って壁を見つめていたがしばらくしてイイ匂いがしてきた。
雄奨はその匂いで完全に目を覚ます事に成功した。
『始めて作ったやつだから美味しくないかも。美味しくなかったら残していいよ』
――姉御を彼女に持つ彼氏さんは幸せだろうな……―――
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