Days

2/2
前へ
/18ページ
次へ
Days 僕らは夢のカケラを 拾い集めるのに夢中だった トゲが刺さった事にも気づかずに 血のついたそれを重ねても 何も生まれる事はなかった それでも誰もが疑わなかった 不確かな約束を頼りに 僕らは旅を続けた 爪が剥がれかけたのにも気づかずに 足跡はすぐに風がさらうから そこにある未来に意味はなかった それでも誰もが先を急いだ 青い月も 銀色の星も 悲しみの物語に触れて 泣いていた 又 ヒトツ 体に 傷をつけました 又 ヒトツ 何かが 落ちていきました いつの日か そこに たどり着いたとして 僕はまだ僕で いられているのでしょうか
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加