一章:最阨の始まり!

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一章:最阨の始まり!

朝の7時、目覚ましの音がうるさい 「もうちょっと、寝るから黙れ……グゥ💤」 俺は安部清正、朝には弱い男だ、俺は目覚ましを止め、再び眠りにつく 「やっぱり、また寝ているのですね、雅ちゃん、よろしく」 女の声だ、だがまだ寝ていたい 「分かっている、清正!いつまでも寝ているな!」 何かが乗った感じがした、重い! 「分かった、分かったからもうちょっと、ソフトに起こしてくれない?雅」 俺の上に乗っていた、女は雅、いつも俺の上に乗り、起こしてくる 「お前がまだ、寝ているからだろ!なぁ、姫野」 姫野と呼ばれた女が答える 「清正様、今日は陰陽学園の入学式ですから、早めに起きていただかないと」 こいつは姫野、雅と共に俺と暮らしている、女だ 「今日だったのか!亜佐希、カレンダー確認してくれ!」 亜佐希と呼ばれた女がカレンダーを確認して答える 「そぉ~だよぉ、清正ちゃん」 おっとりとしている、こいつは亜佐希、姫野、雅と共に俺と暮らしている、三人は俺の先祖、安部清明の時代から家に住んでいる、実は三人は神様で、名前は先祖様がつけたらしい、俺の母親がわりの奴等だ 「ヤバい、入学式に遅刻なんて洒落にならないな、着替えるから部屋から出てくれ、姫野!朝飯、準備してくれよ」 姫野達を部屋から出して、着替える俺に対して、姫野が答える 「分かってますわ、もう準備は、出来ています、先に食べて待っていますね」 全速力で着替えを済ませて、朝食を摂るために一階に降りて、テーブルにつく 「今日は、洋風にしてみた、ちゃっちゃと食べろ」 雅の罵声を聞きながら急いで食べる、三人共、性格は違うが、共通点は家事が得意だという点だ 「ごちそうさま、三人共、準備出来てるか?」 と俺が聞くと 「私はいつでも出かけられますわ」 「お前と違って、とっくに準備出来ている」 「私も、いつでも出かけられるよぉ~」 っと返してくる、三人が人の姿から動物の姿になった時にチャイムが鳴って、声が聞こえてくる 『清正、迎えに来たわよ~、居ないの?』 「居るぜ!今、行くから待ってろ!」 っとやり取りをしてドアを開ける 「もう、遅いわよ!何してたの?」 こいつは、俺の幼なじみでお節介な源椿、小学生の時からこのやり取りをしてる 「清正様は、また二度寝しようとしてたのですわ」 「姫野!何、バラしってんだ!」 「どうせ、そんなことだろうと思ったわ」
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