遠山君と異世界人

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道の途中 タケル 「なぁ」 リディア 「なに?」 タケル 「俺らの服って目立ってないか?」 リディア 「……そう思う」 この世界の服は(ロイスは大丈夫だが)こっちの世界の服と違うため通り過ぎる人達に変な目で見られている ロイス 「この世界の服屋で買えばいいでしょう」 リディア 「……お金あるの?」 ロイス 「私達の世界のなら」 俺とリディアは同時にため息をついた ため息をついていると前から同じくらいの年齢の少年2人が来た 1人はメガネをかけていて もう1人は常に微笑みを浮かべている 少年1 「あの アナタたち」 タケル 「なに?」 片方のメガネをかけた少年は俺に声をかけてきた 少年1 「そんな恥ずかしい恰好してると両親が泣くぞ」 タケル 「殺すぞ!!」 リディア 「タケル!! 落ち着いきなさい!!」 俺は飛び付こうとしたがリディアに遮られた メガネ少年は少し驚いた様子で メガネ少年 「すまない 悪気はなかったが迷惑だったようだな」 すぐに謝ってきた
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