入学

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「あっ…鉤塚先輩」 「ん…」 めずらしく鉤塚先輩が 僕のクラスに尋ねてきた 「なんですか?」 ぽいっと渡されたのは アメだった 「ぇっと…?」 すると頭をくしゃくしゃと 撫でられた きっと、元気がないから 来たのだと思う… 「ありがとうございます」 にこっと微笑んでみせた すると、鉤塚先輩も ほっとした顔で笑ってくれた 「なんで甘夏さんなの?」 「意味わかんないよね」 外野のホモが小声でいった まるぎ声で後ろを見るのが 逆に恐かった
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