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その光を浴びた鬼は
一瞬で灰になって消えた
その様子を見ていたマサも
驚いた顔をしていた
俺と香織はすぐに車から
降りてマサの元に駆け寄った
本気で死を覚悟したマサは
あの一瞬で髪が全て白髪に
なっていた
「だ、大地・・俺、生きてる?」
マサ自身、何故助かったか
わからないようだった・・・
「マサ、お前生きてるよ」
俺はマサに抱きついた
「ねぇ、どーやったの?」
香織が不思議そうに聞いた
「あっ!!まさか!」
マサが思い出したように
光が集まっていたポケットに
手を入れた・・・
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