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だいぶ辺りが暗くなってきて
俺らは止まっている車を
勝手に開けて車の中で
ラジオを付けて眠った
マサが持っていた食料を
3人で少しづつ分けて食べた
この日ラジオで新しい情報が
流れる事はなかった
時刻は早朝6時・・・
俺らは車を出て
再び富士山に向けて歩きだした
「下田さん、大丈夫かな?」
香織が心配そうにしていた
「あの人は絶対にまた
会えるさ、それよりも
俺らがちゃんとたどり着けるかを
心配しようぜ」
「そ、そうだね・・・」
俺達3人はひたすら
歩き続けた
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