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「大地君、ひとりかい?」
根本は不気味に笑った
「いや、マサと香織も一緒だ」
「大地君、この先に簡単に
進む方法があるんだけど」
「ホントか?教えろよ」
根本はまた笑った
「僕と手を組まないか?
そしたら大地君にだけ
僕の数字を渡すよ」
「お前アホか?俺、急ぐから、じゃあな」
「待て大地!後悔するぞ!」
急な呼び捨てにイラッとしたが
俺は根本を無視してマサと
香織の元に向かった
しかし、どういう形であれ
仲間は多いほうが有利なんだろうか?
しかも数字も持っていたし・・・
まとまらない考えを巡らしながら
マサ達の元に辿り着いた
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