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「おはよ、ここどこ?」
香織はまだ頭が働いてないのか
少し寝ぼけていた
「今から歩くぞ」
「え?!ホントに?」
香織はびっくりしていた
下田さんは拳銃を俺らに
ひとつづつ手渡した
「鬼がきたら迷わずに
頭を狙って撃てよ」
「は、はい」
「すみません、私は無理です」
香織が拳銃を返そうとしたが
「一応持っておくんだ」
と強く言われ渋々ポケットに
入れた
マサは懲りもせずに
構えて遊んでいた
「よし、行くか?」
下田さんの掛け声に
俺らは黙ってうなづいた
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