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いや、連続すると言うよりは、「させている」と表現した方が適切だろう。
『今朝未明、熊本市、武蔵ヶ丘近辺で男の死体が発見されました………鋭利な刃物で喉を一突き………警察は犯行の手口から、例の連続殺人と同一人物とみて捜査を進めており………』
「………………」
なんとなく見ていたものの、特に何の感想も湧かなかったので、また歩みを再開させる。
俺は警察の捜査など知ったこっちゃないし、愉快犯でもないのだからニュースなんかに興味はない。
「うぅ~さっ寒ィ……」
凍てつくような木枯らしが吹き抜けて、俺は背中を丸める。
その折り、前を歩いていた女子高生のスカートが捲れ、一瞬、可憐な下着か露になる。
白だった♪
オーソドックスだけど、いいね。なによりスカートの下にブルマを穿いてないのが好感度高い。
「うん。眼福、眼福」
さて、気分もよくなったところで、自己紹介でもしておこう。
俺の名前は影山零二。
今ニュースでもやっていたけれど、熊本で起きている連続猟奇殺人事件の犯人、それが俺だ。
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