22人が本棚に入れています
本棚に追加
「アイシテル」
その言葉が辛いのは
僕だけだろうか…
自分が好きになれない僕が
その言の葉を受け取っても良いのだろうか…
惨めで、臆病で、情けない…
生きている意味を探しても
きっと僕の心は満たされず
ただキミの「アイシテル」を待っている卑怯な自分
どうせその時も、次の時も
自分の事なんか好きになれずにいるのに…
傍に居てくれるだけで嬉しいのは本当なんだ
心が温かくなれるんだ
1つ1つ溶かされていく…
胸の奥の鍵が
キミの云う一言に共鳴して高鳴る
見つめるだけで涙が零れる
…何で泣けるのカナ?
こんなにも冷たい瞳をしているのに
人間かも疑える程の冷酷さ
だけど顔が朱くなる
ドキドキする
隣に居ても良いのかな?
痛くて苦しい胸の内を
キミならどう癒してくれるんだろう
深く深く傷ついた裏切りの約束
信じていても…それは答える事も無く
何であの時返事が出来なかったんだろう
嘘でも…良かったんだ
引っ張られた腕に残ってるキミの感覚
いつかの温もり
肩にもたれ掛かって眠った日も
二人で撮った写真も
全て無に変えて
再び歩き出さなくちゃならない
…だってそうでしょう?
希望の光が僕を照らし続けているのだから…
*
最初のコメントを投稿しよう!