悪魔、天使

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ある日私の心の中に 突然悪魔が現れた。 悪魔は死神のようで鎌を持っている。 悪魔は何でも願い事聞いてくれると言った。 私は好きだった人がいて、 その人に彼女が出来た。 その彼女がすごくむかついた。 別れて欲しい…いっそう彼女なんて 死んだらいいのに。 そう思ってた。 私は微笑を浮かべ悪魔に願った。 『彼の彼女を殺してください』 翌日からその彼女は 学校にこなくなった。 私は悪魔に囁いた。 「本当に殺してくれたの?」 悪魔はニヤっと微笑み、 水晶の様な玉を取り出した。 そこにはあの彼女が写っていた。 その彼女の周りに 悪魔が3人立っていて、 鎌を振り上げようとした時――… その瞬間水晶から 彼女の姿は消えた。 水晶からは 彼女の悲鳴が聞こえる。 『ねえ、まじで殺してくれたの?』 私がそう言った瞬間 水晶から聞こえていた 悲鳴が聞こえなくなった。 そうすると悪魔は微笑み 「お前の望みは叶った」 そういい消えていった。 私は彼女が消えたと思うと 笑いがこみ上げてきた。 『アハハハッ。良かった。これで彼の彼女は私になるのね?』 一つの命が消えたのに、 こんなに嬉しいのは初めてだった。 それから数日後…。
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