君がいなくなった

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僕の名前は圭一。 ケイと彼女に呼ばれている。  彼女の名前はユリ、付き合って三年になる僕の愛し彼女だ。  僕達二人は同級生、十六才だ。  僕は毎日本当に幸せだった。  君の顔を見てホッとし、そして君と話して心が癒されるのだ。  あるデートの日。。。 十二時にある駅のホームで待ち合わせをしていた。  僕はいっつも早く待ち合わせ場所についてしまう。 そしてユリがやってきた。  二人で手を繋ぎ、笑顔で話ながら歩いていた。  僕がぽつりと『喉が乾いたな。。。』 と言ったらユリが『じゃぁ買ってきてアゲルからまっててね!』 僕は『いいよ。俺がいくから待ってて。』 と言ったがユリが『いいの。たまにはおごらさせて。』と顔を近づかせて言ってきた。 僕は嬉しかった。  『じゃぁお願い。なんでも良いよ。』 と言い、ユリがうなずいた。  僕が後ろをむいた瞬間、大きい音がした。  何かと思い、振り向いたら。  彼女が空中に浮いていた。  空高く彼女が浮いていた。  五メートル以上軽く飛んだ。  僕は何が起こったか理解出来ない。  当たり前だろう? なぜ彼女が空中に浮く?  なぜ五メートル以上飛ぶ?  なぜ彼女は動かない?  理解出来るわけが無い。  僕はユリに近付き、顔を見た。  そしたらユリは動かない。  ユリの性感体の首を撫でても動かない。  僕はユリが飛んだ逆方向を見た。  そしたら大きなトラックがそこにいた。
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