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「どうしよう…」
知らねぇよ!!
「…それは、音々が決めることだから、私には言えないよ。
何もされたくないんだったら黙っとけばいいし、秘密にしてたくないんだったらハッキリ言っちゃえばいいし。」
「……うん…」
「ほら、戻ろ？」
音々の腕を引っ張った。
しかし、
「智利ちゃんは、絶対に何も言わないでね。」
「え………」
「言わないでね!!」
強く音々が言う。
「あ、うん…。わかった」
「ありがとう!! 戻ろっかぁ」
……なんだこの子。
ホントに音々？態度が別人みたいな。
「音々って裏表激しい？」
「へ？何それ？」
………素でやってたんですか、音々……。
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