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「裕介ってどこ怪我したの?
足以外も?」
「ああ。この辺」
自分の胸を指差す。
よく見たら、パーカーの下からほんの少し包帯。
「背中にかけてグルっと。」
「……平気?」
痛そうだな…すっごく痛そう。
「あんま平気じゃねぇよー。
マジ最初はもっとヤバかった。」
「そうなんだ…。」
後から裕介のお母さんとか来て、結構皆でわいわいやった。
裕介の見舞いに来たのは、私と加古だけだったらしい。
ていうか皆場所知らないもんね。
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