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「つか、私なんで藤波の隣りなんだろ…」
あ、出た。
「あぁうん、陽菜かわいそうだよ!!」
「デカいから調子乗ってるって」
陽菜の言葉に、有里と理江はうんうん頷く。
それを見て智利は小さく溜め息をついた。
ただの僻みなんだけど、でもまぁ、あんな綺麗だもんね。羨ましいのも当然だって。
軽く音々を見ると、音々も小さく苦笑していた。
大人しくて天然な音々。皆の話をいつも優しく受け止めてくれる。
私からしたら、かわいくてかわいくてしょうがないなぁ。
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